やるせない気持ち

最近、地方紙のくらしの欄を見ていたら、「母の暮らした家」と題したコラムが目について、気になる記事だったので切り取り、その後何度も目を通しています。


ひとり暮らしをしていたお母様が亡くなられ空き家になったという話から始まり、お母様が生きておられたときはもとより、亡くなられた今も変わらずやってきて、掃除をし、仏壇にお茶やお花を供えておられること。


しかし、住む人のない家をこのまま守り続けることはできないので、お母様が暮らしてこられた台所や掘りごたつのある家をどう後始末をするのか、心残りのないようやり遂げることが自分たちの役目だと結んでありました。



私にも84歳になるひとり暮らしの母がいますが、元気なときはあまり考えはしませんでしたが、最近入院をしたことから、この記事に書いてあるように、母がいなくなったときのことをよく考えるようになりました。


母は、息子(弟)が定年退職したらこの家に帰ってくると言っていると楽しみにしています。それまでは元気で頑張らないといけないと言っているし、今もその思いは変わらないと思います。


正直なところ、弟家族は仕事も生活も都会に拠点を置いているし、お嫁さんは最初から帰って来る気はないし、住み慣れた土地を離れてまで弟だけが帰ってくるとは思えないのです。


母もそのことはおそらく分かっているはずだろうけど、息子が帰ってくることだけを心のよりどころにしているのではないかと私は思います。
そんな母のことを考えただけでやるせない気持ちになります。


母は、元気になって帰ってくるから帰ってきたらまた会おうと、昨日も電話で気丈に話していました。


このコラムに書かれているようなことがいずれ自分にも訪れるのだろうとは思いますが、今は母に元気になって帰ってきてもらいたいと願っているところです。



今日は外は春の暖かさでした。


雪が降ったり暖かくなったり、気温の変化についていけないです😅
月曜日も暖かい一日になるようです。




もう咲かないだろうと諦めていましたが、昨日からまた花が咲きだしました❁ 嬉しいです。



今日の朝食