「ローマの休日」、「PLAN75」を観て


最近は、レンタル以外の方法で映画を観ています。金曜日は「ローマの休日」を、土曜日は「PLAN75」を観ました。


映画を視聴するのは大体、1人の時間ができる夜、午後10時過ぎ頃からになります。



「ローマの休日」のオードリー・ヘプバーンの清楚で可憐な美しさは魅力的で、毎回その美しさに引き込まれてしまいます。


アン王女と新聞記者ジョーの出会いと別れ、何度観ても胸がキューンとなり、せつなくなってしまう。そして感動的なラストシーン、いつまでも心地よい余韻に浸ることができる作品だと思います。




「PLAN75」は、満75歳から生死の選択権を与える制度”プラン75”が国会で可決・施行される、近未来の日本を描いた映画。


社会の役に立たない人間は生きている価値がないという考え方や、人の命を生産性で語ったり、社会的に立場の弱い人を叩く風潮が蔓延したり、こういった中で本当に”プラン75”といった制度ができてしまったら、もし自分が当事者だったらどういった選択をするのだろうか、そういう危機感を感じる作品です。


近い将来、国民の5人に1人が75歳になると言われている日本で、もし自分が、物語の主人公ミチのような立場になったら、どういった選択をするのだろうか。



自己責任論ばかりでなく、身内や他者への思いやり、命の尊さなど、私たちはもっと学ぶべきことがたくさんあるのではないか。人に対してもっと優しい世の中であってほしいなど、いろいろ考えさせられる作品です。





今朝のアサガオ✿



今日の朝食☕