感謝と反省の一年

今年もあと数日と残り少なくなってきた。本当にあっという間の一年でした。


先週、実家の母に電話をしたところ、めまいを起こし、病院で点滴をしてもらったらしい。二、三日安静にしていたらめまいも治まったそうだが、今度は足腰が弱ってきたと言って、日課のお墓参りと散歩を再開し、続けていたら、体調も元に戻ったらしい。少し安心しました。


毎週末に弟が帰省する以外、母は一人の生活だ。近所の人との会話や、週2回、訪問リハで来られる職員さんとの会話、買い物に行った先の店員さんとの会話など、1日のうちに必ず誰かと会話をし、認知症予防にも心掛けているそうだ。


アナログ人間の母は、携帯もガラケーで、パソコンなどネット社会には無縁の人。そのかわり、人とのつながりをとても大切にしているので、表情も豊かで、いつも朗らかです。


苦労をたくさんしてきた母は、常に他人への感謝の気持ちを忘れていないので、必然的に母に手を差し伸べてくれる人も多い。


私が実家に行っても大した手伝いはできないが、いつもご馳走を作って迎えてくれたり、帰るときには手土産を持たせてくれるので、本当に母には感謝である。87歳の母から見ると、63歳の私はいつまでたっても子供なのだろう。


母の「夜になると淋しい」という言葉を、なぜもっと早く理解してあげれなかったのかと、最近はよく反省している。常に生活を共にする家族がいる私にとって、「淋しい」の気持ちを理解するのに時間がかかったのかもしれない。もうちょっと思いやりや想像力があったならと、反省をしています。



ブログのほう、始めてそろそろ5年が経とうとしています。


これまで続けてこれたのも、見ていただく人がいるからであって、それはとてもありがたいことだけれど、その反面、自分が書いた内容が人によっては見苦しい内容だったりしたのではないかと、いろいろ反省する点も多かったなと思っています。これも自身の知識不足や想像力の欠如からだと思っています。


私自身、主婦業の傍ら、仕事を続けてこられたこと、子供たちに支えられてきたこと、日々いろいろあるけど、これからもそうだけど、家族と共に過ごせて幸せな一年だったと思います。このように、今年一年を振り返ってみると、常に感謝と反省の日々であったと思います。


最後に、また余計な一言かと思いますが、政界の要職に就く方々が、勤勉で仕事熱心な国民に対して感謝の気持ちがあれば、裏金疑惑のような、汚いお金の使い方はできなかったのではないかと思っています。国民と真摯に向き合っていれば、緊急事態条項を創設させるとか、憲法改正を煽るとか、戦争に近づくようなことはしないだろうと思っています。



来年も、平和で安心して暮らせる日本であってほしいです。








今日のタマ🐱