読書のこと、昨晩作った料理

昨日、主人とファミレスでランチをした後、本屋さんに行きました。


立ち読みで終えようかと思いましたが、以前から読みたかった本だったので、思い切って買うことにしました。


吉村昭著「羆嵐」


本書は、1915年(大正4年)に北海道苫前郡苫前村三毛別六線沢(現在の苫前町三渓)でヒグマが開拓民を襲った三毛別羆事件をモデルにした作品。


著者の吉村氏は本作品について、旭川営林局の農林技官であった木村盛武氏が1964年に発表した「獣害史上最大の惨劇苫前羆事件」を参考とし、当時、三毛別に居住していた住民2名の回想を元に脱稿したと記している。


概要として、体重340㎏、吻端から後足の踵までの長さ2.7mのエゾヒグマが数度にわたり民家を襲撃。死亡者7名、負傷者3名、対処は射殺。



三毛別羆事件は以前から興味を持っていて、「羆嵐」は一度読んでみたいと思っていました。獣害史上最悪と言われる事件の詳細が細かく記されていて、読んでいて恐ろしくなります。


開拓時代の羆との闘いもそうですが、最近でもOSO18と名付けられた羆による牛の襲撃事件や熊の被害が報告されています。



三毛別羆事件の時代背景(開拓時代)の厳しさ、野生動物のテリトリーに侵入してしまう人間の行動等々、いろいろと考えさせられる1冊です。




昨晩、次女の旦那さんの実家で作られた野菜を使い、ナスとピーマンの揚げびたしを作りました。

揚げたナスとピーマンにめんつゆをかけ、ゴマをかけて出来上がりです。


めんつゆを使ったので、簡単で美味しくできました😊




次女からのお土産のパイも美味しかったです😋