告白しなかった片想いと失恋ではなかった恋愛②

1回目のしゃぶしゃぶの店での飲み会は、楽しく和気あいあいな感じの飲み会だったけど、まさかこういう展開になると誰も予想していなかったので、2回目の飲み会の席は、みねこをはじめ、みんなが少々緊張気味で始まりました💦


二次会では隣の席がHさんで、自分の気持ちをストレートにアピールしてくるのですが、みねこはお酒が回ってきて眠くなってきたことで頭の中が追いつかず、混乱状態になりました(◎_◎;)


隣に座っていたHさんの同僚たち3人が、みねこさんを泣かせた!と言い出して店内が大騒ぎになりました💦


騒ぎの後、みんなに責められてHさんは先に帰ってしまったけど、残った女子2名と男子3名は三次会でいろいろと語り合い、ようやく落ち着いた雰囲気で飲み始めることができ、そっちのほうが楽しかった記憶があります(*'▽')


次の日、Hさんから電話がありました。まだ携帯電話がない時代なので家電☎️でした。それからHさんとの付き合いが始まりました。


Hさんと話してみると落ち着いていて、心がとても熱い人でした。
本当は教員になりたかったけど、役場の職員になったと聞きました。


洋楽が好きな人で、ドライブに行くときは時々フュージョンがかかっていました♪
当時のアイドル、中森明菜や小泉今日子や石川秀美が好きだと言い、中森明菜のカセットテープから「スローモーション」が流れていたのも印象的でした。


このころからみねこも中森明菜を聴くようになりました。


こんな感じで続いていましたが、そのうちHさんのストレートな気持ちに心が息苦しくなり、途方にくれてしまいました。最初からフレンドリーな感じで軽い気持ちで付き合っていたらよかったけど、好きになったら気持ちを抑えることができなくなります。


まだ結婚願望はなかったし、どうしていいのかわからなくなり、しばらく距離を置くことにしました。


1週間ほどHさんを思い続け、夜になると思い出して悲しくなり、泣き続けた記憶があります。


1週間も泣くと目が腫れて大変なことになります(^_^;)
でも、職場や家では誰も何も言わず、仕事にも打ち込めることができ、それで救われた感じでした。


1週間過ぎたころから、涙が出尽くしたのか、泣こうとしても全然涙が出なくなり、心が軽くなっていました(^^) 涙には不思議な効果があるもんだとこの時思いました。
Hさんも同じころ、みねこと同じように悩んでいたと推測しています。


それから、しばらくして、職場の同僚から、Hさんはみねこのことを「よく気がきいて、とても優しい人だ」と言っていたよと聞き、その言葉でもう十分だと思いました。


Hさんにはその後、何度か会いましたが、自分の好きだったという気持ちをはっきり伝え、これ以上は会えないと告げました。
Hさんも、苦しめてしまって悪かったと言ってくれました。


嫌いで別れたわけじゃないので、これはこれでよかったと思いました。


このように恋愛でエネルギーを相当費やしてしまいましたが、その後は、職場の女子たちや同級生と温泉旅行に行ったり、海水浴に行ったり、青春を思いっきり謳歌しました♪


その数年後、みねこは緊迫オヤジと結婚しましたが、実家に帰ったときにHさんの知人から「Hさんもいい人ができて結婚されたみたいだよ」と聞き、本当によかったと思いました。みねこは28歳、Hさんは31歳になっていました。


長くなり、まとまりがつかなくなりましたが、片想いの話、恋愛の話、みねこが時々懐かしく思い出すことです。






きょうの朝食。パンが焦げてしまいました💦